こんにちは、Haonawoです。
今回はPhigrosに実装されたオンゲキコラボについて触れていきたいと思います。
2025年5月30日、生放送Pigeon Bar Miniにて突如オンゲキコラボの告知がありました。久しぶりの大きなコラボということもあり、ネット上での盛り上がりも大きなものでした。
そして来たる6月6日、オンゲキから3曲の新曲が追加されました。
Radiance/Nhato
まずは1曲目『Radiance』。
光や輝きを表す曲名の通りの輝かしい曲調が特徴です。特に終盤の転調が綺麗ですよね。
譜面はIN、ATともにPhigrosらしいギミックはあれどかなり取っつきやすい譜面が多い印象でした。ATは『You are the Miserable』のAT譜面のように、 多指譜面の練習としてかなりおすすめできる譜面と言えるでしょう。
そんな中で特に印象的だったのは、HDの譜面。シノビスラッシュコラボの『千紫万紅』や节奏大师 (Rhythm Master)コラボの『暗夜苏醒 (REANIMATE)』などでおなじみ、コラボ元の音ゲーの完全再現を目指した譜面となっており、再現度もかなり高いものになっています。Phigrosでおなじみの通称「Dynamix配置」として譜面も骨のあるものになっておりますので、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
（『Radiance』HD譜面より、オンゲキ再現がすさまじい）
Diamond Dust/Masahiro “Godspeed” Aoki
続いては2曲目『Diamond Dust』。
曲名は気象現象、別名「細氷」のことで、極寒時に空気中の水蒸気が結晶化、昇華を経てきらきらと光り輝く現象のことだとか。一度見てみたいですね。
実はBPM200とこのコラボの中で最速を誇る本楽曲。譜面もそれを生かした高速物量型⋯⋯と思いきや、中盤や最終盤に3連符を基調としたリズム難地帯が存在。INやATではそれを生かした混フレが大きな難所として立ちはだかります。
とはいえそんなIN譜面、昨今の難易度15は『Alice in a xxxxxxxx』や『DevIAtiOn (short ver.)』などPhigrosのギミックがふんだんに盛り込まれた譜面が多かったこともあり、意外と戦いやすく感じるかもしれません。AT譜面は『Stasis』等今までのボス曲とも肩を並べるくらいの高難度に仕上がっています。
（『Diamond Dust』AT譜面より、上下で連皿等ギミックも多い）
Stardust:RAY/kanone vs. BlackY
最後に3曲目『Stardust:RAY』。
曲名の和訳は「星屑の光」。オンゲキコラボのボス曲としてArcaeaに収録されている『LAMIA』、CHUNITHMなどに移植されている『Falsum Atlantis.』、これらの曲の続編とされているすごい曲のようです。
勿論Phigrosでも今までのPhigrosの高難度と同等またはそれ以上の難易度を持って参戦。IN譜面は『祈 -我ら神祖と共に歩む者なり-』や『KIZUNA Resolution』などといった高難度譜面を抜き去りついに最高譜面定数を更新。縦連などの技術的な配置が様々な角度から襲い、そのコンボカッターの多さからスコアがかなり伸びにくい譜面になっています。
そんな譜面を乗り越えた先のAT譜面は、鍵盤技術も多く求められながらPhigrosらしいギミックも多い、二つのベクトルの難しさが思わぬ高難度に昇華した魔の譜面。最大６鍵にも及ぶ複雑な鍵盤と縦横はもちろん、中央にも自在に動くギミック。その両方の対応力が求められるため、Phigrosのコラボボス曲の中でもトップレベルに難しい部類に入ってくるでしょう。
（『Stardust:RAY』AT譜面より、オンゲキの弾幕再現）
余談ですが、実はこの曲はEZ譜面も話題を呼んでいます。というのも、曲中盤にmaimaiのような見た目の譜面が飛んでくるのです。SEGA同社の音ゲーとはいえ驚きの再現ですね⋯⋯。
（『Stardust:RAY』EZ譜面、maimai再現と思われる配置）
というわけで、今回は短いですがPhigrosのオンゲキコラボの譜面について触れてまいりました。
気になった方はぜひプレイしてみてください。
以上、Haonawoでした。
サムネイル画像 Phigros×オンゲキCollaboration告知より https://x.com/Phigros_PGS_JP/status/1930912562981257584
執筆：Haonawo
主にPhigrosの実況動画や解説動画などを製作。最近はメドレー制作やロゴコンテストの開催などを行った。
校正：黒兎氏
