こんにちは。音ゲーマーズ!のeqlipsです。こうして音ゲーマーズ!で記事を出すのは初めてですね。

いつも頑張ってくれている黒兎氏君にそろそろ寄稿してくれと強く言われましたので、ぼちぼち記事を書かないといけないなと……。
そこで最近Rotaenoコラボが行われ、Rayarkの周年ということで大規模なセールスが実施されている【Cytus Ⅱ】の紹介をしていこうかなと。

では早速行ってみよう!
音ゲーマーズ! GO!
Cytus Ⅱってどんなゲーム?
【Cytus Ⅱ(サイタス・ツー)】というアプリ音ゲーに関するご紹介。
2012年に「Rayark inc.」からリリースされた【Cytus】の明確な続編として2018年に発表されたタイトルです。
重厚なストーリーを展開しつつ、あらゆるジャンルの楽曲を多く取り揃えており、現在では640曲以上の楽曲を収録しているRayarkが誇る看板タイトルの一つになっています。
・公式紹介文
>《Cytus II》はRayarkが全身全霊で制作に取り組んだ最新音楽ゲームです。無印《Cytus》の直感的でシンプルな動くスキャンラインのプレイ方法を受け継いでいる他、新しいノーツなどの新要素も追加されたビジュアル的にもストーリー的にもより水準の高いゲームとなっております。
また、楽曲の多様性においても、Rayark暦年最高となっております。欧米、日本、韓国、台湾など世界各国の作曲者による豊富な楽曲を収録しました。百万人に期待されて生まれた自慢の最高傑作です。
(公式サイトより引用)


実際のプレイ画面を見る方が皆さんも分かりやすいでしょう。
【CytusⅡ】Resurrection chaos12 MM TP100 – ヒグルース

そう。Cytusシリーズの大きな特徴といえば上下に動く判定線『スキャンライン』に合わせて現れるノートを捌くところでしょう。
今作ではCytusの時代にあった、
・Click -判定線と重なったタイミングでタップする。

・Hold -判定線が重なったタイミングでタップしてノートの終点まで押し続ける。

・Drag -判定線に合わせてノートをなぞる。

の3つの操作に加え、Cytus Ⅱでは、
・Long-Hold -基本的にはHoldと変わらないが、終点の表示がなくノートが爆発するまで押し続ける必要がある。

・Flick -判定線と重なったタイミングで左右どちらかに弾くようにノートをタップする。

・C-Drag -Dragノートの始点にClickが置かれている。

と更にノート種類が追加されており、判定線の動く速度も変化するソフランやBPM変化の概念まであります。
詳しいノートの見た目等についてはこのページが見やすいので参考までに。

実際にArcaeaやプロセカ、ACでいえばチュウニズムやbeatmaniaⅡDXなどの既存の音ゲーと比べれば異質な操作や認識が求められるため慣れるまで時間がかかります。
jubeatやPhigros、Tone Sphereといった判定線の概念がなかったり画面を大きく使う音ゲーをやっていた方ならば、適応は早いかもしれませんが。


さてお話を戻して、このタイトルのもう一つの特徴こと「ストーリー」にも触れていきましょうか。ゲームプレイの流れを軽く紹介します。
ゲームプレイの流れ
楽曲をプレイしてExp.を溜めてキャラクターをレベルアップ! ストーリーや楽曲・譜面が解禁されて読めるようになるので読み進めていこう!
というのが大まかな流れです。

そうです。このゲーム、凝った仕様なんですがキャラクターによってジャンル分けされており、キャラによって遊べる楽曲も変わってきます。
また、ストーリーも群像劇なため各キャラ毎の視点で話が展開されていきます。中には複数のキャラクターが絡むイベントがあり、同じレベルまで上げないと読めないストーリーもあるため満遍なく色んなキャラクターに触れてレベル上げをしていくことが重要ですね。


軽くキャラクターについて紹介していきましょう。
PAFF

超人気アーティスト兼CMスター。バーチャル世界、現実世界問わず、スポットライトを浴びる為に生まれてきたかのような24歳の少女。
数えきれないほどのファンを有し、バーチャルライブには最長一週間並ばなければならないほどの圧倒的な人気ぶりで、会場はいつも満席。
SNSの投稿内容は全てキャラづくりの為に事務所で厳しく管理されている。
だが、カメラやスポットライトのないところでの彼女はいったいどんな人物なのだろうか?
NEKO#ΦωΦ

大人気の実況者。多くの筋金入りのファンに支持されている。
よくゲームプレイを配信したり、チャットルームで様々なゴシップ——時に辛辣な話題で盛り上がっている。
ネット世界ではカオスや無秩序を代表しているが、それと同時に創造性と可能性を象徴している。
ROBO_head

機械的な話し方をする上、全てデータに基づいて分析判断する奇妙なキャラクター。一、二を争うデータマニアで、インターネット上のあらゆるニュースを広く読みあさっており、気になる記事を見つけては自分のSNSでシェアしている。不定期に放送するラジオ番組は意外と人気。

はい! それぞれに合った曲調の楽曲が収録されているので、是非お気に入りの楽曲やキャラクターを見つけてください!
そんな魅力的なキャラクターたちが織りなすストーリーを読み進めるためにも、メインメニュー画面右下の『iM』のアイコンを押してCytus Ⅱの世界に飛び込んでみましょう!

楽曲紹介
皆さまお待ちかね、楽曲紹介に移ります。
Cytus Ⅱはなんだかんだで今年でリリースから8年目になるタイトル。今まで色んな音ゲーともコラボしており、皆様がプレイしている音ゲーにもCytus Ⅱの楽曲が収録されていたりすることもあるでしょう。
まずはそういった人気どころからご紹介。
・Chrome VOX / t+pazolite
Muse DashやParadigm: Rebootなどにも移植された楽曲。コンポーザー・t+pazoliteがお好きな方なら知っている楽曲かも……? 実はCytus Ⅱオリジナル楽曲なのです。
・CHAOS / Æsir
maimaiでらっくすやチュウニズム、Arcaeaなどにも収録されている楽曲。実はストーリー上では重要な立ち位置だったりします。
・Hydra / James Landino X Akira Complex
RizlineやRotaenoなどにも移植されている言わずと知れたCytus Ⅱを代表する人気楽曲の一つ。Cytus Ⅱでは最高難易度のレベル16を冠する楽曲というのはご存知でしたか……?

次にコラボで移植された有名楽曲の例を挙げます。
・Grievous Lady / Team Grimoire vs Laur 「Arcaea」
・XODUS / DJ Myosuke & Gram 「Muse Dash」
・BRAVE:ROAD / uma vs. モリモリあつし 「Rizline」
・Cybernetic Vampire / void (Mournfinale) 「Paradigm: Reboot」
更に冒頭でも触れた通り、最新のアップデートでは「Rotaeno」より『翠杜 / 隣の庭は青い (庭師+Aoi)』や『MVURBD / ETIA.』といった楽曲も移植されております。

あとは筆者おすすめの楽曲も挙げていきましょう。刺さってくれる方もいるはず。
・Impact Drive / Massive New Krew
・彩 / MisoilePunch♪
・Turnstile Jumper / Frums
・IΛVΛVI / Blacklolita
・Heart Factorisation / tn-shi


そうでしょう! Cytus Ⅱを始める方の中には「先に曲を聴いていて、曲が好きだから」という流れで始めた方も少なくないのです!
本体価格は本来¥300のところ、記事執筆段階(2025年9月13日現在)では無料でインストール可能! 今しかない!(iOSでは9/21までキャンペーン期間中です)
是非プレイしてみてください!
以上になります。
筆者:eqlips
校正:eqlips、黒兎氏